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90才ボランティア爺ちゃんは今☆小川みさ子

2019.09.04






あのボランティアおじいちゃんは今・・・

ボランティアおじいちゃんと言えば、あの大分在住の災害ボランティアの尾畠さん(80才)が思う浮かぶ人が多いと思いますが、私たちの鹿児島市には90才のボランティアおじいちゃん=ぜんちゃんがいます♪

「食の家族」の皆さんは、もしかして野菜仕分けに来ていた、あの90才のおじいちゃん!と思い出して下さったかも知れません。そうなのです、あの90才のおじいちゃんの今をお伝えしたいと思います。「食の家族」にお野菜仕分けに参加される時は、朝5時40分頃の始発市電で脇田電停にて下車。脇田電停までお迎えに行きます!と申し出ても、結構です!と、歩くこと30分で桜ヶ丘の私宅に着き車に同乗され、到着すると野菜仕分けだけでなく、ゴミ集め、食器洗い、共同購入品の在庫整理と目まぐるしく働いておられました。(※ちなみにぜんちゃんはイラストのような杖はついていずてくてく歩いてます!)

その後、10、20代も一緒に宝山ホールでミュージカルの舞台3公演に立たれ、昨年NPO活動で知り合ったデイサービスにボランティアに月・水・金いかれ、自分より若い70,80代の方のお世話をされています。更に火・木・土は地域の空家を利用した、地域のつどい場 みま〜もcaféでウエイターをされて、ワッフルやホットサンドを作ったり、コーヒーを準備したり忙しそうです。しかもガラ系携帯の電話をスマホに変え、LINEも始められました。

大分の尾畠さんは「ごみゼロおおいた作戦功労賞」、
環境省から「2014年度・地域環境美化功績者表彰」、2018に大分県&日出町功労者表彰などを受賞されています。私は、鹿児島の90才のボランティアじいちゃんにも世代を超えて頑張る福祉スーパー功労賞をあげたいです。如何でしょう。そして、何かお薬飲んでられますか?と訊ねると、いえ、薬は一切飲んでおりません。食の家族の野菜を美味しく頂いています!!との応えが返ってきます。ミュージカルの若者たちとも活動し、2次会に行き、ついつい午前2時になった時にもタクシーに乗らず、天文館⇒鴨池まで歩いて午前3時に家に帰りついたとのこと。

鹿児島のボランティアおじいちゃんは、よく笑い、いつも鼻歌をうたって、ミュージカル仲間や福祉業界でもアイドルorゆるキャラみたいになって楽しそうに過ごされながら、若い皆なを勇気づけています。私たちもお手本にしたいと思っているところです。